 |
 |
 |
| |
1956年生まれ。75年、映画製作集団“狂映舎”の設立に参加。79年、『狂い咲きサンダ‐ロード』(80)をはじめ、石井聰亙監督作品のスタッフを務める。79年にホモセクシュアルの三角関係を描いた処女作『錆びた缶空』を完成させ、ぴあ誌主催のオフシアター・フィルム・フェスティヴァル(現PFF)に入賞。一部に熱狂的なファンを持つ、いわば“カルト・ムーヴィー”の草分け的存在となる。続く第二作『豚鶏心中』(81)は故・寺山修司氏の天井桟敷館で長期ロードショーを果たした。そして、脚本段階で「映画になったら事件だね」と故・寺山修司に言わしめた第三作『追悼のざわめき』(88)は、今はなき中野武蔵野ホール(2004年5月閉館)史上最も多くの観客を動員。当時、数ヶ国の映画祭に出品が決定していたにもかかわらず、そのすべてで上映禁止となるも、10年後の98年には、ドイツやデンマーク、ノルウェイの7都市で上映をされ、好評を博す。同作は
07年9月、デジタルリマスター版として、シアターイメージフォーラムなどで公開された。
|
 |
| |
 |
| |
1978年生まれ。94年TVドラマ「人間・失格」でデビュー。その後、テレビ、映画、ラジオなどさまざまなメディアで活躍。2000年、黒木和雄監督『スリ』で日本映画批評家大賞新人賞を受賞した。その後は、青山真治監督『月の砂漠』(03)、崔洋一監督『血と骨』(04)、柳町光男監督『カミュなんて知らない』(06)、佐々部清監督『出口のない海』(06)、河崎実『日本以外全部沈没』(06)など数多くの映画に出演。07年にはシェイクスピア戯曲第一作と言われる喜劇「ヴェローナの二紳士」で舞台にも立つなど、端正な顔立ちと確かな演技力で、若手屈指の実力派として、今後が期待される俳優の一人である。また、ギター、ドラムから津軽三味線までを弾きこなし、兄である崇とともにバンドを結成するなど、ミュージシャンとしての活動も展開している。
|
| |
 |
| |
本作で、映画の世界に鮮烈なデビューを果たした謎の新人。実は、新宿で人気のニューハーフ。松井映画の新たなヒロインを熱演、ミステリアスなキャラクターの苦悩と葛藤を身ひとつで体現した。
|
| |
 |
| |
1956年生まれ。大学在学中に石井聰亙、松井良彦らと出会い、『錆びた缶空』(79)、『豚鶏心中』(81)、『狂い咲きサンダーロード』(80)に出演した。その後、渡辺護、小水一男(ガイラ)らの作品への出演を切っ掛けにピンク映画に関るようになる。以降、2本の自主映画『ミミズの唄』(82)、『ドライフラワー』(86)を監督しながら俳優としても活動。中でも松井良彦監督の『追悼のざわめき』(88年)での怪演ぶりは印象深い。その後、脚本作を経て、89年『監禁・ワイセツな前戯』で商業監督デビュー。脚本、監督、出演を自ら手掛ける制作スタイルと、力強くも哀愁に満ちた作風で注目を集める。佐藤寿保、サトウトシキ、瀬々敬久らと共に、“ピンク四天王”と呼ばれ、多くの映画ファンの支持を得る。俳優としての出演作は100本をゆうに越えている。 |